株価指数のチャート分析。8月1日~
先週はダウもナスダックも日経も爆上げでロンガーの皆さんはおめでとうございました。
僕はショートで消耗しておりました。ロンガーが憎いです。
イライラ解消のために文章が書きたくなったので久しぶりにブログを更新しています。
7月後半の相場は、高いCPIを受けて下落したものの、100bpの利上げの期待がはがれて上昇。FOMCのパウエルの発言はハト派に解釈され、翌日のGDPでのテクニカルリセッションを受けて、利上げブレーキへの期待で更に買いが入った。という感じでしょうか。
株高はインフレを長引かせる要因になると思っていて、インフレ退治前に底を打ってぐんぐん伸びていくようなパターンは想定していません。インフレ退治が終わるまでは、基本的にはショートで戦っていこうと考えています。
スイングロングは少なくともインフレ退治が終わってからで考えていて、底は狙いません。6月CPIが9%を超えていたことはお忘れなく。
基本方針はこんな感じです。
チャート分析していきます。
まずはダウの月足から。
7月は強かったですね。
次に日足です。
安値からフィボの38.2%戻したポイントと、コロナ前の高値、週足の200EMAが重なるポイントでリバっており、ここは上からのショートの利確目標にもなりやすいポイントでした。今後も今回リバった水平を割るか割らないかはポイントになってくると思います。
次に4時間足です。
四角で囲んでいるポイントは、6月に2週間くらい揉んでいたところです。
こういう所は1回で抜けるのは難しいと思っていて、上を目指すにしても、一回は折れるのではないかと考えています。
チャネルは上下はみ出ていますが、中央のラインを意識して引いています。
チャネルの上限付近であることと、日足の200EMA、33300は天井からの下落の50%戻しのポイントでもあり、上値も重そうです。
下落相場での調整で一番広い幅はここですが、この幅は達成しています。
6月に揉んでいたポイントの1時間足。
下落の起点までは戻しており、建値で撤退する人たちは逃げ終わっているかと思います。
まだショートを握っている人たちの損切ラインは近くて33300~33500付近になりそうで、ここを超えてくるならもう一段上げていくかもしれません。
直近の上昇のチャネルはCPIでの下振れは無視して、チャネル中央は意識して、こんな感じで引いてみています。
チャネルと水平が重なるような、○みたいなポイントでの値動きを注視していきます。
15分足は強すぎて、まだ売れそうな形をしていません。ショートは形が良くなるのを待ってから入ります。
売るのは上昇チャネルの下抜けからでも遅くないかなーとも思っています。
ダウはこんな感じでした。
次にナスダックです。
月足から
包み足です。非常に強いです。これだけ見ると今月も陽線の確率が高そうに見えます。
次に日足です。
今は長期で見ているフィボ38.2の水平付近です。
ナスダックのコロナ前高値は9775あたりで、まだ下落余地はありそうです。
コロナ初期の下落時は週足の200EMAで反発しており、今回も週足の200EMAで反発しています。週足の200EMAを割るか守るかは今後も攻防がありそうで、注目しています。
4時間足です。
下落のチャネルは下に合わせて引いてみています。
チャネル上限付近と日足の200EMAもあり、ナスダックも上値は重そうに見えます。
5月CPIでのスイングショート勢は敗北。
このまま買いが続いて上に抜けるのなら、14400までは見ておこうと思っています。
下落が続くのであれば、ここらで折れると綺麗です。
1時間足です。直近の上昇チャネルは綺麗に引けていたので、上限で売り向かっていたのですが惨敗。
チャネルに戻ってくれば、ショートはまた試してみようと思っています。
ナスダックは以上です。
ダウもナスも長期下ならば戻り売りポイント。
上に抜けてもロングで追うことはまだしない予定です。
短期足が売りやすい形を作るのを待ってからショートで入りたいです。
最後に日経です。
ドル建て日経は長期のトレンドラインをブレイク。強いです。
円建ての週足です。
コロナ前高値の水平とチャネル下限の重なるポイントで反発しています。
チャネル中央付近での動きには注目。
4時間足です。
今はチャネル上限にいて買いにくいです。
1時間足です。
チャートの形的にはむしろ売りやすい形をしています。
○の辺りで短期でショートも試してみるかもしれないです。
ロングは短期足が買いやすい形になってから考えます。
日経については以上です。
売りたいダウナスは売りにくいし、買いたい日経は買いにくいので、初日は様子見で。短期足が良い感じになるまでエントリーは我慢。これは徹底したいです。
8月は、利上げが緩むことへの期待感がはがれるような指標や要人発言には特に注目していきます。
以上です。※トレードは自己責任で!